幹細胞上清液でアルツハイマー治療
幹細胞移植を世界で最も多く経験していた、再生医療の第一人者である名古屋大学医学部名誉教授、上田実先生の長年の研究で、乳歯由来の培養上清を使って、脳梗塞を発症した患者さんの片麻痺が改善した症例と、アルツハイマー認知症の認知機能が改善した症例が発表されました。
論文一覧などは、扶桑社刊行の「驚異の再生医療」上田実 著。をご一読ください。
当院で採用している幹細胞上清液は乳歯由来と臍帯血由来の両者の含有製品です。
ヒト幹細胞培養上清は臨床使用に際しては実施する医師の裁量権で 使用することとなります。
製造発売元の安全性について
ヒト幹細胞培養上清では働きが大きく 異なります。ヒト幹細胞培養上清は脂肪細胞由来・ 乳歯由来・臍帯(血)由来・羊水由来・骨髄由来のもの等です。乳歯幹細胞培養上清液には、神経細胞の成長に関わる遺伝子が優先的に発現するとの報告があります。
品質的にも海外産・国内産併せていくつ もの発売元から、様々なグレードの製品が誕生しています。
再生医療法の規制対象外なので、上田教授も著書「驚異の再生医療」(p231)の中で、海外からの培養上清製品の分析依頼をうけ、生理活性物質が一切検出されない色のついた生理食塩水だった経験を書かれています。
ヒト幹細胞提供者の安全性について
臍帯のドナーは、梅毒トレポネーマ等に加え、 ① HBV ② HCV ③HIV が全て陰性であることを確認 し、狂牛病の感染を防ぐ為、問診により欧州 7ヶ国に1980 年 1月 以降 6ヶ月以上(イギリス・フランスは 1日以上)滞在し たことが 明らかになった方は、ドナーから除外してます。
胎盤製剤ラエンネック製造メーカー である株式会社日本生物製剤による 日本人ドナーの胎盤が、安定的に 入手されてます。特定細胞加工物製造事業者 (株式会社日本バイオセラピー研究所) において、厳密に管理された施設内で 培養を行っている製品です。一般細菌、真菌、マイコプラズマ、 HBV 、 HCV 、 HIV 、 HTLV 、 EBV 、 CMV 、 ParvoB19 、 HSV 、 VZV 、 HHV 、 ADV 、BKV 、 JCV 、 HPV 、エンドトキシン検査 などを行い、陰性確認済です。