2018年3月28日 10:17
ピコシュアが他社のピコ秒発振レーザーより優れている点。
ピコシュアの波長は755nmであり、他社(エンライトンなど)のピコ秒発振レーザーの波長1064nmと比べるとメラニンへの吸光度が約3倍と高く、そのため小さなエネルギーでカサブタを作らない、テープが必要ない絶妙な治療が可能です。波長1064nmのレーザーに比べてヘモグロビンの吸収が少ないので血管へのダメージが抑えられます。紫斑(皮下出血)が生じません。
ピコシュアは、ハンドピースの使い分けで様々な治療ができます。
当院では全てのハンドピースを使い分けています。
1,ピコシュア ズーム・スポットハンドピース使用で テープのいらないしみのポイント照射を眼の周り 口周り 気になるとこ全部!
2,ピコシュア トーニングハンドピース使用 より低出力連続照射で くすみやキメなどの原因の過剰なメラニン色素を、少しずつ排出を促し、お顔全体の色ムラやくすみをとります。
3,ピコシュア フォーカスレンズ使用で 毛穴・ニキビ跡など肌質の改善に優れています。特にフォーカスレンズ、これは他社にない優れものです。しかしながら、このレンズはコストがかかります。10万円です。エンライトンはコストがかかりません。
フォーカスレンズ治療は肌を傷つけずに真皮のコラーゲンやエラスチンを増加させ、肌のハリやニキビ跡といった肌質そのものの改善が期待できます。フォーカスレンズ治療は上腕や背中の肌がザラザラして時に赤くかゆい毛孔性粃糠疹にも有効である印象です。現在 症例を検討していますが効果はみられてます。
それぞれをわけて照射することも可能ですが、同日に1,2,3の3種類の照射を行うことにより、より凄い相乗効果が出ています。
刺青治療には532ハンドピースを併用することで多色の刺青の治療が対応可能です。
2018年3月28日 10:17[Permalink]